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スタートアップカンファレンス「IVS2026」が7月に京都で4年連続開催 招待制エリア「IVS CORE」を新設、LAUNCHPAD決勝には15社が登壇

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「IVS2026」は2026年7月1〜3日に京都で開催される。(出典:Headline Japan/IVS KYOTO実行委員会)

国内最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS2026」が、2026年7月1日から3日まで京都で開催される。主催するIVS KYOTO実行委員会(Headline Japan、京都府、京都市)は2026年6月18日、京都市内で共同記者会見を開き、開催概要を発表した。京都開催は4年連続で、テーマに「Japan is Back」を掲げる。

IVSは2007年に始まった国内最大級のスタートアップカンファレンスで、2026年で33回目、京都開催は11回目となる。前回のIVS2025は過去最高となる1万3000人以上が来場し、70カ国以上から参加した。会見では、IVS代表でHeadline Japanの島川敏明氏が概要を説明した。

IVS2026は、これまでの京都開催を進化させた集大成版の「IVS」エリア(みやこめっせ、ロームシアター京都)と、令和版の招待制エリア「IVS CORE」(ホテルオークラ京都)の2つで構成する。来場目標は1万人以上、海外比率は25%以上を掲げ、ステージは10、セッションは120以上を予定する。

新設するIVS COREは、約1000人の意思決定者だけが集う7月1日・2日の招待制エリアだ。スタートアップ経営者やベンチャーキャピタルのパートナークラス、大企業の決裁者などを軸に招待する。1セッションを90分とし、本会場の60分より長く設定して腰を据えた議論の場とする。全セッションを原則オフレコとし、登壇者の心理的安全性を確保する。島川氏は、1万人規模では意思決定者同士がスピーディーに出会い議論する場を担保するのが難しかったと、新設の狙いを説明した。

今年からは、参加者が知人を招待できる「リファラルチケット制度」を新たに導入した。誰が誰を招待したかを可視化する仕組みで、島川氏はカンファレンスとしては日本初の試みだとした。

「IVS2026 LAUNCHPAD」 決勝登壇社

IVSの看板ピッチイベント「IVS LAUNCHPAD」は2026年で20回目を迎える。これまでの累計エントリーは5000社以上、IPOやM&Aによるエグジットは60社以上、10億円以上を調達した企業は100社以上で、累計調達額は3000億円以上にのぼる。今年は過去最多の500社以上が応募し、海外4社を含む15社が決勝に登壇する。優勝者には、IVSと京都府が連携するアワード「スタートアップ京都国際賞」として最大1000万円が授与される。同賞は4年目の取り組みとなる。

決勝登壇社に選出された15社を紹介する。※敬称略・社名五十音順

株式会社あかり保証

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株式会社inprog

便器ふち裏まで磨くトイレ清掃ロボット「CleanK」 
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株式会社UMIAILE

高度0mの人工衛星”UMIAILE”
https://umiaile.com

株式会社Elith

AIセキュリティ・AIセーフティで、企業のAI活用を安全に社会実装するテックカンパニーhttps://www.elith.ai

Satelyx
Shared IOD missions that turn space innovations into flight-proven sovereign capabilities, faster, cheaper, and at scale.

https://satelyx.com

株式会社zooba
日本の情シスを強くする、情シスAI「zooba」
https://www.zooba.ai

株式会社Space Quarters 
宇宙建築業 – Robot System “DAIQ” 
https://space-quarters.com

株式会社ZetaX
Edge AIで切り開く製造業の未来
https://zetax.jp

株式会社TAIAN

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HiStranger 
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http://insightflow-ai.com/ 

株式会社MUSE 
小売店舗向けマルチユース型ロボティクスプラットフォーム「Armo」
https://www.muse-gr.com

Ryp Labs
Ryp Labs developed StixFresh, a biomimicry-based food-safe sticker you simply peel and apply to fresh produce to double its shelf life.

株式会社ロボトラック
トラック向け無人自動運転システム
https://robotruck.jp

京都府知事・京都市長、IVSで「出会い」が生むイノベーションに期待

京都府の西脇隆俊知事は、4年連続の京都開催に触れ、スタートアップの成長には人と人との出会いが重要だと述べた。昨年の同賞受賞企業が府内大学との共同研究や府内企業との協業を検討している事例などを挙げ、京都大学を中心とした研究基盤の強さを発信する「KYOTO ZONE」を通じて、ディープテック分野の人材や資金を呼び込みたいとした。

京都市の松井孝治市長は、京都を古いぬか床にたとえ、常に新しい要素を取り入れる町だと表現した。人口の1割以上を占める大学生や研究者、奥深い文化がIVSの期間に混じり合う期待を語る。京都市は会期中に市内各所で5つのサイドイベントを開催する。会見では、北山から里山の知恵を扱う「ネイチャーポジティブナイト」(7月1日)と、京都の老舗の事業承継をテーマにした「事業承継イノベーションミートアップ2026」(7月3日)の2件を紹介した。

IVS2026が問う、日本発イノベーションの次のステージ

IVS2026の発表から見えてきたのは、日本のスタートアップ・エコシステムが「裾野の拡大」から「世界で戦える企業の創出」へとフェーズを移しつつあることだ。島川敏明氏が質疑応答で語ったように、今後は起業家や支援者の数を増やすだけでなく、ユニコーン企業やグローバル市場で存在感を発揮するスタートアップをいかに生み出すかが問われる。

その象徴ともいえるのが、新設される招待制エリア「IVS CORE」だ。スタートアップ、VC、大企業の意思決定者が集まり、オフレコを前提に深い議論を交わす場として設計されている。単なるネットワーキングではなく、事業連携や投資、共同研究といった具体的なアクションにつながる出会いを生み出そうという狙いがうかがえる。

また、京都府が展開する「KYOTO ZONE」は、京都大学をはじめとする研究機関や企業、金融機関とスタートアップを結びつける取り組みとして注目される。ディープテック領域では、優れた技術シーズがあっても事業化までに長い時間と資金を要するケースが少なくない。だからこそ、研究者、起業家、投資家、事業会社が交わるエコシステムの存在が重要になる。

製造業に目を向けても、大学発技術やスタートアップとの連携は新規事業創出の有力な選択肢となりつつある。IVS2026が掲げる「JAPAN IS BACK」が単なるスローガンに終わるのか、それとも新たな産業を生み出す具体的な成果につながるのか。人と人との出会いを起点に、どのような共創が生まれるのかに注目したい。


関連情報

プレスリリース(IVS2026 LAUNCHPAD 決勝登壇社):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000059319.html

IVS2026公式サイト:https://www.ivs.events

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この記事の編集者

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