
BREXA Technologyは2026年10月14日、半導体人材育成施設「BREXA ACADEMY Semicon 四日市」を三重県四日市市に開所したと発表した。四日市拠点単体で年間最大480名を育成し、福岡県大牟田市と長崎県諫早市の関連施設を含めると年間約1000名規模になる。未経験者の採用から基礎教育、実機研修、就業先への人材供給までを一貫して担う。
稼働する製造装置を使う実機研修の環境
実機研修とは、稼働可能な実際の製造装置を使って操作や保全の作業を習得する研修である。四日市拠点には、コーターとデベロッパの装置、真空引き装置、ユニット実習室、締結と配管の研修用設備に加え、クリーンルーム、イエロールーム、エアシャワーを備えた。
研修プログラムは、10日間のメンテナンス研修と20日間のフィールドエンジニア・保全研修、半導体エンジニアの仕事を体験するインターンシッププログラムで構成する。実習の内容は、基礎と製造工程の理解、工具による締結と配管の作業、装置の操作、真空引き、リークチェック、部品交換に及ぶ。
既存拠点では2026年9月時点で445名が受講しており、2026年度は590名の輩出を計画する。立地はあすなろう鉄道の追分駅から徒歩約1分で、企業研修に加えて地域の学生向けの見学と体験にも対応する。

追加で約14万人という人材需要への対応
同社は背景として、国内の半導体産業で今後追加で約14万人の人材需要が見込まれ、人材不足が課題になっていることを挙げている。
地域との連携では、大学と高等専門学校向けのインターンシップを設け、大学関係者や自治体、産業支援機関の視察を受け入れる。中学生向けの就業体験にも参画する。代表取締役社長の山﨑高之氏は、実機研修と安全教育、配属後の定着支援を一貫して提供し、地域の企業や行政、教育機関と連携して人材育成に取り組む考えを示した。
研修プログラム「BREXA ACADEMY」は、専門講師による500種類以上の研修を展開し、半導体に加えて製造、建設、医薬などの分野で未経験者の育成を手がけている。BREXAグループは1997年の創業で、2025年時点で国内外203社、従業員約11万7000名を抱える。国内外20カ所の研修施設を持ち、2025年に株式会社アウトソーシングからグループ社名をBREXAへ変更した。売上は約8366億円で、人材サービス業界で国内売上高3位にあたる。BREXA Technologyは2004年12月の設立で、東京都千代田区に本社を置く。
関連情報
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000017540.html
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